宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 9/16 09:43 更新 太陽風速度は580km/秒に上がりました。活発なオーロラ活動も発生しています。 担当 篠原 太陽風は、昨日のお昼頃に500km/秒、夜に入って580km/秒へ速度が上昇しました。 その間、磁場強度は10nTと強いレベルを保ち、 南北成分が変動して、-10nT近い強い南向きも発生しました。 その影響で、磁気圏では活発なオーロラ活動が発生しました。 AE指数では、500〜1000nTの中規模活動が半日程度続きました。 太陽風速度が580km/秒に上がると、磁場強度は5nTくらいに弱まりましたが、 速度が上がっているため、オーロラ活動は、 やや弱まったものの現在まで続いています。 昨日は、高速風はもう弱まっているのではないかと考えましたが、 一日遅れで、前周期とほとんど同じレベルの高速風がやって来ました。 コロナホールはすっかり西に移動していますから、 普段とは到来のタイミングが違って見えます。 とはいえ、磁場強度は弱まりつつあり、高速風は早くも後半に入っています。 この後は、1〜2日ほどで高速風は終わるでしょう。 その後は、穏やかな太陽風が10日以上続きます。 放射線帯高エネルギー電子は、磁気圏活動の影響で大きく下がっています。 今後、上昇に向かう可能性がありますので、注意してください。 太陽は無黒点で、とても静穏です。 これから1週間ほど、更新が不定期になります。 ご了解ください。 明日(17日)の更新は難しそうです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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