宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 9/15 10:04 更新 太陽風の速度が400km/秒に上昇しました。引き続き、高速風になりそうです。 担当 篠原 前周期よりも1日近く遅れて、太陽風の変化が始まりました。 今日未明の、15日3時(世界時14日18時)頃から、 太陽風の速度と磁場強度が増え始め、 磁場は、5〜10nTの間で推移し、速度は400km/秒へ上昇しています。 太陽風の速度としては、まだ、低速から通常の速度に戻った程度です。 太陽風が乱れ始めたことで、磁気圏でも活動が始まっています。 AE指数では、500nTの小規模変動が記録されています。 まだ速度が低いため、規模はそれほではありません。 高速太陽風は、前周期よりも遅れて始まりました。 そのため、SOHO EIT195を見ると、 高速風は始まったばかりですが、コロナホールは既に太陽の西の端に去りつつあります。 今回、高速風の規模は小さくなっているかもしれません。 磁場強度はまだ強まっているので、速度は引き続き上昇するでしょう。 しかし、最高速度や継続期間が小さくなっている可能性があります。 太陽風の変化を受け、放射線帯の高エネルギー電子は大きく減少しています。 今後の変化は、太陽風の状況を含めて、注目する必要があります。 太陽は無黒点で、とても静穏です。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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