宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 9/14 10:30 更新 低速の太陽風が続き、磁気圏もとても静かです。これから高速風が始まるでしょう。 担当 篠原 今日は中秋の名月です。 今夜は月を見上げて、"宇宙"ではなく、"宇宙天気"を考えてみませんか。 磁気圏は地球と月の間に広がっています。 中でも、オーロラを作り出す磁気圏の尾部は、太陽の反対側に延びています(下図)。 今夜は、月に向かっているはずです。 太陽風の速度は300km/秒を割り、280km/秒に近づいています。 太陽風は一段と低速になっています。 磁場強度も2-3nTと弱まったままで、高速風が始まる気配はまだ見られません。 磁気圏もたいへん静かです。 AE指数には全く変化がありません。 そろそろ、高速太陽風がやってくると予想しています。 しかし、太陽風磁場は弱まったままで、変化がありません。 27日周期の図で前周期の太陽風磁場を見て下さい。 高速風に先立って、磁場強度の強まりが見られています。 しかし、今回はまだ目立った変化はなく、 高速風の到来はもう少し先になるのかもしれません。 引き続き、太陽風のデータに注目してください。 太陽風の乱れがやってくると、オーロラの活動も強まります。 現在のアラスカの天気は悪いようですが、この数日はライブカメラにも注目です。 太陽は無黒点で、静穏です。 太陽風によって吹き流しの様に延びる地球磁気圏の様子。 (c) Wikipedia英語版、Magnetosphereのページより(原図はNASA) SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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