宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 9/13 11:14 更新 太陽風は低速で、磁気圏はとても静かです。明日くらいから高速風が始まりそうです。 担当 篠原 地球は、低速太陽風の領域に入り、速度は320km/秒を割るほどに下がっています。 今日一日は、速度の遅い状態が続くでしょう。 そして、地球の磁気圏もとても静穏です。 AE指数には全く変化が見られず、データになっていないかの様です。 シベリア磁場データを見ても、この3日間は平らになっています。 27日周期の図によると、前周期は高速風が8月18日に始まりました。 (これらの図は、世界時で作られています。 9時間足すと(図の0時→9時)日本時間になります。) これをそのまま今周期に持って来ると、明日、14日に高速風が始まりそうです。 太陽では、コロナホールは更に西に移動し、 高速風到来の目安の位置である、西側(右側)半分の位置に近づいています。 コロナホールがそれほど大きくありませんので、 継続時間は、前回と同様に3日間程度ではないでしょうか。 ライブカメラなどでオーロラを狙うなら、今夜から注意を始めて下さい。 高速風の前半が観望のチャンスです。 太陽は、再び無黒点にもどったそうです。 昨日の1001黒点群は、束の間の出現だった様です。 SpaceWeather.comに紹介記事がありました(EMERGING SUNSPOT)。 黒点写真はこちらです。 活動度の低い太陽が続きます。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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