宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 9/10 09:33 更新 太陽風速度は、460km/秒に下がりました。高速風は終わりつつあります。 担当 篠原 太陽風の速度は、どんどん下がっています。 昨日の夕方に500km/秒を割り、 現在は460km/秒とやや高めの速度にまで下がっています。 高速太陽風はもうすぐ終わるでしょう。 速度が下がり、磁気圏活動も小さくなって来ました。 太陽風磁場が北寄りになっていたせいもあるのですが、 AE指数では、300nTの変化が見える程度です。 シベリア磁場データは、前の2日間は活発だったのが、 3日めで急に平らになっています。 この後、太陽風は通常の速度に戻り、4日ほど穏やかな風が続くでしょう。 磁気圏も静かになります。 そして、14日頃に次の高速風がやって来そうです。 発生源のコロナホールは、SOHO EIT195の太陽の中心に近づいています。 明日あたりに中心線に達すると見られ、 その3〜4日後に高速風が地球へやってくると見込まれます。 SOHOの写真では、コロナホールはそれほど大きくありません。 27日周期の図で前周期を振り返ると、 前回の高速風は、最高速は650km/秒まで上がりましたが、 すぐに速度が下がり始め、3日ほどで高速風は終わっています。 コロナホールの大きさから考えると、今回もこの程度の高速風となりそうです。 放射線帯高エネルギー電子は、警戒レベルを保っています。 減衰はゆっくりですので、もうしばらく警戒状態が続きます。 太陽は無黒点です。 非常に静穏です。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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