宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 9/ 9 10:06 更新 太陽風の速度が低下に向かっています(540km/秒)。高速風は終盤です。 担当 篠原 高速太陽風は終盤に入り、ゆっくりと速度を下げています。 昨日の600km/秒から、現在は540km/秒に下がりました。 まだ高速状態は続いていますが、今日、明日までといったところでしょう。 太陽風の磁場は、強度が3nTヘ弱まっています。 しかし、南北成分が南寄りに変わったため、地球への影響はむしろ強まっています。 AE指数を見ると、500nT前後の、小中規模のオーロラ活動が終日発生しています。 規模は小さくなりましたが、活動度としてはにぎわっています。 さて、9月4日より高速風をもたらしていたコロナホールは、 太陽の西に去りました。 太陽風の速度も、この後は下がって、通常の状態に戻るでしょう。 ここ数日にぎやかだったオーロラ活動も一段落して、磁気圏は静かになるでしょう。 そして、次のコロナホールが、太陽の中心に向かって近づいています。 次は、9月14日頃に太陽風の乱れが始まりそうです。 放射線帯の高エネルギー電子が、ぎりぎりで10,000の警戒ラインに達しています。 昨日は、これ以上増えないだろうと予想しましたが、あっさり外れてしまいました。 更に大きく増加することはないと思いますが、しばらく高めの状態が続きそうです。 太陽は、黒点は見られず、とても静かです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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