宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 9/ 8 09:02 更新 高速太陽風は安定して続いています。これから終わりに向かうでしょう。 担当 篠原 高速太陽風が続いています。 速度は、600km/秒を回復したまま、ほぼ安定しています。 磁場強度は4nT。 南北成分は、比較的北寄りになっていて、 最初とまん中あたりに、南向きになっている時間帯が見られます。 そして、ちょうどこのタイミングで、磁気圏のオーロラ活動が発生しています。 AE指数では、500〜700nTくらいで、中規模の変動です。 高速太陽風は、これから終息へ向かうと思われます。 発生源のコロナホールは、太陽の西へ去りつつあります。 早ければ、今日にも速度は下がり始めるでしょう。 磁気圏のオーロラ活動も、速度の低下とともに弱まって行きます。 一方、SOHO EIT195では、太陽の東側(左側)に次のコロナホールが見えています。 左の端あたりの、赤道から北半球側に広がっています。 このコロナホールは、27日周期の図で、 前周期の8月18日から始まる高速風をもたらしました。 この図のまま繰り返すとすると、6日後の、9月14日頃に回帰が予想されます。 放射線帯高エネルギー電子は、ゆっくりと低下を始めています。 今回は、警戒レベルに上がることはありませんでした。 太陽は無黒点のままで、とても穏やかです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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