宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 9/ 6 08:55 更新 高速風は500km/秒前後に下がり、磁気圏も比較的穏やかになっています。 担当 篠原 高速の太陽風が続いています。 しかし、速度は早くも弱まり、500km/秒前後に下がっています。 昨日書いた様に、高速風領域の規模は弱まっている様です。 一昨日に、激しく活動した磁気圏ですが、昨日は活動度が一気に下がりました。 AE指数は、500nTの変化がひとつに、小さな変化がいくらか見えている程度です。 これは、太陽風速度が下がったこともありますが、 磁場強度が4nTに下がり、南北成分も0nT付近に留まっていることが大きく影響しています。 SOHO EIT195を見ると、コロナホールが完全に太陽の中心を通り過ぎ、 西半球(右半分)側に入っています。 この様子では、高速風はもう3日くらいで終わってしまうでしょう。 27日周期の図を見ると、速度の変化に勢いがなく、 この後も、500km/秒前後で推移しそうです。 オーロラ活動も、今後は小規模に留まりそうです。 放射線帯高エネルギー電子は、少し上昇していますが、 10,000のレベルには達していません。 速度が弱まっているので、これから大きく上昇することはないでしょう。 明日、警戒レベルに達するくらいではないでしょうか。 太陽は、黒点は見られず、とても静かです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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