宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 9/ 3 09:20 更新 300km/秒の遅い太陽風が続いています。ライブカメラでオーロラが見える様になってきました。 担当 篠原 太陽風は、300km/秒の低速で安定しています。 磁場強度も3-4nTとやや弱めで、落ち着いています。 太陽風磁場の南北成分を見ると、図のまん中付近で-2nTの弱い南向きが続いています。 この影響で、AE指数200nTほどの小規模のオーロラ活動が発生しています。 活動は小さなものでしたが、発生したタイミングが良かったのでしょう、 アラスカのライブカメラでとてもきれいなオーロラを見ることができました。 夏が終わり、アラスカの空に少しずつ夜が戻って来ています。 これからは、ライブカメラにも注目してください。 穏やかな太陽風は、今日くらいまでだろうと思われます。 SOHO EIT195を見てください。 太陽のまん中に、コロナホールの黒い筋が伸びています。 ここから噴き出している高速の太陽風が、もうすぐ地球にやって来ます。 コロナホールの先頭(右端)が、太陽の西半球(右半分)のまん中に達するころというのが、 高速風が始まるタイミングの目安です。 もう少しで達しそうです。 高速風が始まる時は、ACEの図の磁場強度や密度が先に高まります。 そのあたりの変化にも注意してください。 太陽は無黒点が続き、とても静穏です。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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