宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 9/ 1 08:46 更新 低速の太陽風が続いています(360km/秒)。磁気圏は静穏です。 担当 篠原 昨日300km/秒に下がった太陽風の速度は、今日に入って再び上昇し、 現在は360km/秒で安定しています。 低速という状況に変わりはありません。 磁場強度も、4nTと普通の強さに戻っています。 太陽風の変化は小規模で、大きな変化に繋がるものではないでしょう。 そして、低速の太陽風が続いているため、磁気圏は静穏です。 AE指数では、速度が上がった頃に200nTの小さな変化がひとつありますが、 他の時間帯には変化が全く見られません。 SOHO EIT195を見ると、コロナホールは西に進み、 いよいよ太陽の中心線に達しました。 この状態から3〜4日後に、高速太陽風が地球へやってくると予想されます。 9月4日から5日にかけてとなりそうです。 27日周期の図では、前周期よりも1日前後早まりそうです。 太陽は無黒点で、非常に静かです。 X線のグラフは、壊れているかの様に最低レベルを続けています。 放射線帯高エネルギー電子も、低いレベルで安定しています。 こちらは、高速風の到来まで落ち着いたままでしょう。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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