宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 8/23 11:48 更新 300km/秒台中盤の低速太陽風になりました。穏やかな状態は、10日以上続きそうです。 担当 篠原 昨日、新しい太陽黒点が出現した様だとお伝えしましたが(SpaceWeather.comより)、 まだ確認ができません。 今日のNOAAの報告には、黒点群のことは書かれておらず、 SOHO衛星も、可視光や磁場写真の更新がないため、直接調べることもできません。 小規模の黒点だったので、 報告に上がるタイミングでは既に見えなくなっていたのかもしれません。 しばらく様子を見ましょう。 太陽風は更に速度が下がり、340km/秒の低速風になっています。 磁場強度も3nTと弱まった状態で、とても穏やかな風です。 このため、磁気圏はとても静穏で、 AE指数はほとんど変化がありません。 穏やかな太陽風は、10日以上に渡って続きます。 27日周期の図の、前周期の太陽風を見てください(上段、緑色の線)。 この図から、今後10日間の太陽風を予想するのですが、 ずっと低い速度のままで、とても穏やかです。 SOHOのEIT195を見ても、 しっかりとしたコロナホールは、北極(上端)と南極(下端)に見えているだけです。 太陽の中央付近に、淡い影が見えている様ですが、 太陽風に強い変化をもたらすようなものではありません。 前周期同様、今回も穏やかな風が続きそうです。 放射線帯高エネルギー電子は、数千のレベルをゆっくりと下がっています。 やや高めの状態です。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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