宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 8/19 09:06 更新 高速の太陽風がやって来ました。速度は600km/秒に上がり、磁気圏活動も強まっています。 担当 篠原 昨日のニュースのすぐ後から、太陽風速度の上昇が始まりました。 約半日ほどかけて、400km/秒から600km/秒へ上昇しています。 27日周期の図で前周期の変化と比較すると、始まりは半日ほど早まっています。 速度とともに、磁場強度も若干強まりました。 ACEの図では、前半は5〜10nTに強まり、後半はやや下がって5nTとなっています。 地球磁気圏への影響を決定する磁場の南北成分は、 昨日は比較的南寄りで推移していました。 -5nTくらいのまとまった南向きが、頻繁に見られています。 このため、磁気圏の活動度も比較的高めになりました。 AE指数では、最大1300nTの強い変動が記録され、 その前後も700nTの中規模活動が何度も起こっています。 北極では、次第に夜が戻って来ています。 いよいよライブカメラの映像が楽しみになってきました。 高速風は既に中盤を迎え、地球は、最も勢いの良い領域を通過中です。 今回の高速風は、それほど長く続かないと思われます。 今日いっぱいくらいで磁場強度が3nTレベルへ下がり、高速風は終盤を迎えるでしょう。 前周期の様子では、明日の後半には速度が下がり始めそうです。 その後は、10日以上にわたって、穏やかな太陽風が続きます。 STEREOの写真でも、コロナホールの姿は全く見られません。 高速風が来ましたが、放射線帯高エネルギー電子は、 まだ目立った増加をしていません。 引き続き注目してください。 太陽は無黒点が続いています。 たいへん穏やかです。 STEREO衛星が撮影した、太陽コロナの写真。19日6時(世界時18日21時)。 (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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