宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 8/21 08:52 更新 高速の太陽風は終わりに近づき(440km/秒)、磁気圏も穏やかになっています。太陽は無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は低下を続け、440km/秒まで下がりました。 太陽風は、通常の速度に戻りつつあります。 磁気圏の活動も、一段とおとなしくなっています。 AE指数では、前半に300nTの小規模活動が見られていますが、 後半は変化がとても小さくなっています。 シベリアの磁場データを見ると、 この3日間、日毎に活動が小さくなっていた様子がよく分かります。 高速風が終わり、これから長い静穏な日が続きます。 昨日も書きましたが、27日周期の予想では、次の乱れは9月5日頃になりそうです。 STEREOの太陽コロナを見てください。 コロナホールの暗い領域は見られず、今周期も穏やかな太陽風が続きそうです。 放射線帯高エネルギー電子は、若干強まりましたが、 10,000の警戒レベルには達しませんでした。 高速風も終わり、高エネルギー電子の増加もここまでではないでしょうか。 太陽は今日も無黒点の様です。 SOHOの太陽黒点の写真は、更新がないのですが、 磁場写真を見ると、黒点を伴う様な磁場の強い領域は見られません。 STEREOでも、明るく光る活動領域は見られず、無黒点はまだ続きそうです。 STEREO衛星が撮影した、太陽コロナの写真。21日6時(世界時20日21時)。 (c) NASA SOHOによる太陽の磁場写真。磁場の強まりはなく、穏やかな太陽です。21日1時(世界時20日16時) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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