宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 8/18 08:55 更新 穏やかな太陽風が続いています(380km/秒)。高速風の始まりはまだです。 担当 篠原 太陽風の速度は、若干上昇し、380km/秒になっています。 通常の速度に戻ったという程度で、高速風はまだ始まっていません。 磁場強度は5nTを前後し、密度は数個/cm^3へ減少しています。 昨日の磁場強度、密度の変化から、高速風が早めに始まりそうだったのですが、 乱れは来ず、結局、前周期と同じタイミングになりそうです。 磁気圏は、概ね静穏です。 AE指数では、200-300nTくらいの小規模の変化が見られていますが、 -3nT前後の弱い南向き磁場が影響しているのでしょう。 これから明日にかけて、改めて、磁場強度の強まりと速度の上昇が始まると思われます。 発生源のコロナホールは、STEREOの写真では、太陽の西半球をすっかり通り過ぎています。 STEREO Behindの場合、衛星の位置の関係から、2日くらい前の写真を参考にします。 そこで、16日掲載の写真を見ると、 ここでもコロナホールはだいぶ西に行き過ぎています。 この傾向は前周期と同じで、高速風の始まりが遅れ気味になるコロナホールの様です。 太陽黒点は、現在の写真が見られないのですが、 SWPCによると、無黒点が続いています。 STEREOの写真でも、明るく輝く領域は見られません。 放射線帯高エネルギー電子は、低いレベルで安定しています。 STEREO衛星が撮影した、太陽コロナの写真。18日5時(世界時17日20時)。 (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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