宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 8/14 08:52 更新 高速太陽風は終わりつつあります(460km/秒)。磁気圏も静穏になっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、ゆっくりと低下を続けています。 昨日の550km/秒からもう一段下がって、現在は、460km/秒です。 やや高めの速度という値で、高速風は間もなく終わりそうです。 磁場強度も3nTと、弱まった状態で落ち着いています。 速度が下がったので、磁気圏も静穏になっています。 AE指数のグラフでは、初めに小規模活動が見られますが、 後半はほとんど振れなくなっています。 27日周期の図を見ると、今回、高速太陽風は5日間程度続きました。 始まりは遅くなりましたが、 速度が下がって行く後半は、前周期とほとんど同じタイミングでした。 今後の予想ですが、 太陽風は更に速度を下げながら、穏やかになっていくでしょう。 前周期の変化では、このまま穏やかな太陽風が4日ほど続きそうです。 しかし、STEREOの写真では、既に通り過ぎていますが、 細長いコロナホールの影響が15日頃にやって来るかもしれません。 前周期との比較で、注目しています。 そして、17-18日頃に次の高速風がやって来ます。 発生源のコロナホールは、STEREOの写真で、太陽の中心に見えています。 前周期、7月22日から24日にかけて続いた高速風の回帰です。 コロナホールが縦に細長いため、継続期間は短くなりそうです。 放射線帯高エネルギー電子は、警戒レベルが続いています。 太陽風が穏やかになったので、放射線帯電子の減衰はゆっくりになり、 高い状態がしばらく続きます。 太陽は無黒点です。 とても穏やかです。 STEREO衛星が撮影した、太陽コロナの写真。14日6時(世界時13日21時)。 (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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