宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 8/12 08:48 更新 600km/秒の高速太陽風が続いています。太陽風速度は、これから次第に下がって行くでしょう。 担当 篠原 の高速太陽風が続いています。 昨日より速度はほとんど変わらず、安定しています。 磁場強度は、一段下がって、5nTから3nTへ弱まっています。 このことから、高速風は後半に入ったと思われます。 高速風は続いていますが、磁気圏のオーロラ活動は、 連続しているものの、既に規模は小さくなっています。 AE指数では、300nT前後の小規模の変動に留まっています。 太陽風の磁場強度が落ちて来たため、 南向き成分も小さいものしか現れなくなっているためです。 高速風は、これから次第に速度が下がって行くと予想されます。 これから2〜3日かけて、通常の速度へ落ち着いて行くでしょう。 一方、太陽では、次のコロナホールが中心を通過しつつあります。 STEREO Behindのコロナ写真を見てください。 太陽の中心からやや西(右)にかけて、コロナホールが見えています。 この衛星は、地球よりも2日ほど先を見ていますので、 このコロナホールは、地球から見て、ちょうど太陽の中心に達した頃です。 すると、3日後、15日くらいに影響がやって来る可能性があります。 また、もうひとつのコロナホールは、STEREOで太陽の中心線に達しつつあります。 こちらは、5〜6日後、17〜18日頃に影響が始まるでしょう。 放射線帯高エネルギー電子は、もう一段増えて、 10,000の警戒ラインに近づいています。 引き続き注目してください。 太陽は無黒点のままです。 7月21日以来無黒点が続き、22日間連続になっています。 STEREO衛星が撮影した、太陽コロナの写真。12日6時(世界時11日21時)。 (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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