宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 8/ 7 08:29 更新 低速の穏やかな太陽風が続いています。これから、高速太陽風が始まりそうです。 担当 篠原 長期間更新をお休みし、申し訳ありませんでした。 日本に戻って来ましたので、今日よりニュースを再開します。 よろしくお願いします。 この10日間は、とても穏やかな宇宙天気が続きました。 太陽風はずっと低速で、ほとんどの期間で速度は400km/秒を下回っていました。 参考のため、1週間の太陽風データを掲載します。 昨日、一昨日は、速度が300km/秒近くまで下がっていました。 このため、磁気圏もとても穏やかな状態が続いています。 AE指数では、7月27-28日に中規模の活動がみられただけで、 それ以降、500nTを超える変化は起きていません。 SOHO EIT195の太陽コロナを見てください。 太陽の中心に、Vの字を横に倒した様なコロナホールが見えています。 分布は27日前とほぼ同じで、これから高速太陽風がやって来ると予想されます。 27日周期の図から予想すると、 速度の上昇は、今夜か明日に始まると思われます。 前周期の最高速度は700km/秒。 高速風は、6日間続きました。 今回も同程度の高速風がやって来そうです。 太陽は、7月22日以来、無黒点の日が続いています。 現在も活動的な領域は見られず、無黒点の状態は続きそうです。 放射線帯高エネルギー電子も、低いレベルが続いています。 こちらは、高速風の到来後の変化に注意が必要です。 ACE衛星による1週間の太陽風データ。速度の遅い、穏やかな太陽風が続いています。 (c) NOAA/SWPC SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。7日7時半(世界時6日22時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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