宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 8/ 8 08:18 更新 低速の太陽風が続いています(360km/秒)。高速太陽風の到来が近づいています。 担当 篠原 沖縄の磁場データが回復しました。 情報BOXの表示が、全て揃う様になりました。 速度360km/秒の低速太陽風が続いています。 磁場強度も5nTで安定しており、まだ変化はありません。 密度(橙色線)だけは、1個/cm^3から10個/cm^3近くへ増加しており、 この変化が高速風の前触れである可能性はあります。 27日周期の図を参考にすると、 昨夜くらいから、磁場強度も強まりそうだったのですが、 今周期は、やや遅れている様です。 太陽風が穏やかですので、磁気圏もとても静かです。 AE指数には、全く変化が見られません。 シベリアの磁場データも、3日間を通して、 ほとんどまっすぐな線になっています。 SOHO EIT195のコロナホールは、着実に太陽の西側へ移動しています。 既に、地球へ向かって高速風は飛び出しており、 それがいつ到来するかというだけです。 今日のうちには、変化が始まるのではないでしょうか。 前周期は、高速風は6日間続き、速度は700km/秒くらいまで上昇しました。 今回も、同程度の乱れがやってくるでしょう。 太陽風磁場の乱れは、高速風の前半に起こります。 その影響で、磁気圏の乱れも、高速風の前半で強まる傾向があります。 太陽は、今日も無黒点です。 X線のグラフは、全く変化が見られません。 放射線帯高エネルギー電子は、低いレベルで安定しています。 高速風の到来以降、変化に注意してください。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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