宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 7/26 10:22 更新 太陽風は通常の速度に戻りました。磁気圏活動も穏やかです。太陽は、無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度はそのまま下がり、400km/秒と通常の速度に戻っています。 磁場強度は4nTに上がっていますが、こちらも普通の強さです。 今周期は、高速風は2日半ほどで終わりました。 高速風が終わり、磁気圏活動も静穏になっています。 AE指数には、小規模の変動が2つほどありますが、全体的には静穏です。 これから、静穏な期間が2週間近く続く可能性があります。 今日掲載の27日周期の図では、前周期は図の最後(7月7日)まで、太陽風は穏やかです。 この後もさらに、7月11日まで穏やかな状態が続いています。 今周期もこの変化が繰り返されるなら、8月7日頃まで静穏でしょう。 SOHO EIT195の太陽コロナを見ると、目立ったコロナホールはなく、 このことからも、穏やかな太陽風が当分続きそうに思われます。 ただ、淡いコロナホールのような陰も多少見えるので、 太陽風の小さな乱れは来るかもしれません。 放射線帯の高エネルギー電子は、警戒レベルを保っています。 磁気圏が静穏になると、減少はとてもゆっくりになります。 こちらは、しばらくの間警戒状態が続くでしょう。 太陽は無黒点です。 STEREOの写真でも、明るい活動的な領域は見られず、 無黒点の状態が続きそうです。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。26日9時(世界時26日0時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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