宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:52)
太陽フレアは静かです。
太陽風の最新データがありません。
磁気圏の最新データがありません。
放射線の最新データがありません。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/27 --- ---
7/26 --- ---
7/25 --- ---

黒点  7/26 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:59 - -
-2 h - -
-4 h - -
-6 h - -
-8 h - -
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 - -x10^-
7/27 - -x10^-
7/26 0.6 2x10^4
7/25 0.5 2x10^4
7/24 0.6 1x10^4
7/23 0.6 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2008/ 7/22 08:55 セクター境界を越え、太陽風の速度が380km/秒に上がりました。これから高速風が始まりそうです。
2008/ 7/23 09:02 高速太陽風が到来しました。速度は600km/秒に上がっていますが、磁気圏はそれほど乱れていません。
2008/ 7/24 10:55 600km/秒台の高速太陽風が続いています。磁気圏活動も活発です。LASCO C3で、プレセペが見えています。
2008/ 7/25 09:22 太陽風の速度は、470km/秒に下がっています、高速風は終わりに近づいています。
2008/ 7/26 10:22 太陽風は通常の速度に戻りました。磁気圏活動も穏やかです。太陽は、無黒点が続いています。
最新のニュース

2008/ 7/27 09:52 更新
400km/秒の穏やかな太陽風が続いています。磁気圏も静穏です。10日間ほど穏やかな状態が続きそうです。

担当 篠原

太陽風は、速度が400km/秒と平均的な速さで安定しています。
磁場強度も、5nTとこちらも平均的な強度で安定していて、
穏やかな太陽風が続いています。

細かく見ると、速度はゆっくりと下がる傾向にあるようです。
これから、300km/秒台の低速風に変わって行くのかもしれません。

磁気圏のオーロラ活動も穏やかです。
AE指数は、小さな変化がいくつか見られる程度で、基本的に静穏です。


これから10日以上にわたって、穏やかな太陽風が続きそうです。
SOHO EIT195の太陽コロナは、のっぺりとしていて、
はっきりしたコロナホールは見られません。

27日周期の予想では、8月7日まで穏やかな状態が続きそうです。
その間、磁気圏活動も静穏でしょう。


放射線帯の高エネルギー電子は、少しレベルが下がり、
警戒ラインを割っています。
この後も、次第に低下して行くでしょう。

太陽は今日も無黒点のままです。
今度はどこまで続くのか、興味が持たれます。
7月に現れた黒点群は、1000群の1つだけになるのかもしれません。


明日より8月6日まで、更新をお休みします。
長い期間申し訳ありません。
8月7日より、通常の更新ペースに戻る予定です。



SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。27日9時(世界時27日0時)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。