宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 7/21 10:11 更新 300km/秒の遅い太陽風になっています。磁気圏もとても穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度はもう一段下がり、300km/秒を前後しています。 とても速度の遅い太陽風になっています。 磁場強度は、4nTで安定しています。 磁気圏も非常に静穏です。 AE指数には、全く変化が見られません。 シベリア磁場データも、この3日間ずっと平坦です。 今日も、このまま穏やかな状態が続くと思われます。 そして、明日くらいから、次の高速風がやってきます。 SOHO EIT195を見てください。 コロナホールは更に西へ(右へ)移動し、やがて地球への影響開始位置に達します。 27日周期の図によると、 前周期は、初めに600km/秒の高速風が3日ほど続き、 その後、500km/秒の風が2日ほど残りました。 今回は、コロナホールの東側に1000黒点群の領域ができていて、 コロナホールの広がりが制限されて見えます。 このため、高速風の後半の様子が変わっているかもしれません。 放射線帯高エネルギー電子は、ぎりぎりで10,000の線に達しています。 明日には、警戒レベルを割ることになりそうです。 また、高速風がやって来ると、そこで一度大きく減少するでしょう。 太陽では、1000黒点群がSOHOの写真では見えなくなっています。 太陽は無黒点に戻ったようです。 フレア活動は全くなく、静穏です。 SOHOによる太陽の可視光写真。1000黒点群は見えなくなっています。21日4時半(世界時20日19時半) (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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