宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 7/20 11:11 更新 太陽風の速度は320km/秒に下がり、低速で穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、速度が320km/秒まで下がっています。 かなり低速の状態です。 前の周期に見られた速度の山は、完全に消え、穏やかな太陽風が続いています。 コロナホールとしては、今周期の方が前周期よりもはっきりしていたのですが、 地球へは、影響が及ばなくなってしまったようです。 磁場強度は4nTに少し上がり、通常の強度にもどっています。 地球の磁気圏はとても穏やかです。 AE指数には、ほとんど変化が見られません。 この穏やかな状態は、2日ほど続くでしょう。 太陽の中心には、次の高速風をもたらすコロナホールが見えています。 昨日、中心線に達して、地球方向へ噴き出した高速の太陽風が、 こちらへ向かっているところです。 高速風は、3日程度で地球へ届きます。 従って、到来の予想が明後日頃となるのです。 前周期の高速風は、6月25日から始まっています。 最高速度は650km/秒で、高速状態は6日間ほど続いています。 放射線帯の高エネルギー電子は、警戒レベルを保っています。 このまま明後日まで高い状態が続きそうです。 太陽では、1000黒点群が中心やや南に見えています。 黒点は1つ見える程度で、太陽の活動は静穏です。 SOHOによる太陽の可視光写真。太陽の南(下)寄りに、1000黒点群があります。20日9時(世界時20日0時) (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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