宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 7/18 09:00 更新 太陽風の速度は460km/秒に下がりました。これから小さな速度の山が来るかもしれません。 担当 篠原 太陽風はそのまま速度を下げ、460kmk/秒とやや速い速度にまで下がっています。 磁場強度も3nTと弱まったままで、 前周期に見られた速度の山は来ていません。 SOHO EIT195に見えていた細長いコロナホールの位置に合わせて、 到来が遅くなっているのではないかと思われます。 今日は、1週間の太陽風の変化を見てください。 12日に始まった高速太陽風が、約6日に渡って速度の山を作っています。 速度が上昇する時間帯に、磁場が強まっていたことにも注目してください。 現在の磁気圏活動は、一段と穏やかになっています。 AE指数は、図の初めに少し変化があるだけで、 それ以降は、目立った変化はありません。 太陽風の速度が400km/秒台に下がったため、影響が更に小さくなっているのでしょう。 今後の注目は、太陽の中心から南西(右下)にあるコロナホールの影響が、 これからやって来るかどうかでしょう。 タイミングとしては、今夜か明日あたりと予想されます。 コロナホールの規模が小さいので、あまり大きな変化にはならないでしょう。 ひと盛り上がりして、すぐにまた通常状態に戻ると思われます。 そして、5日後の23日くらいから、もうひとつ次の高速風がやって来ます。 発生源のコロナホールが、太陽の東寄りに見えています。 放射線帯高エネルギー電子は、警戒レベルを保っています。 太陽風の乱れが来ない場合、減衰はとてもゆっくりです。 引き続き注意が必要でしょう。 太陽は無黒点の状態が続いています。 SOHO EIT195を見ると、太陽の南東(左下)寄りに、明るい点が2つほど見えています。 このあたりに黒点ができるかもしれません。 1週間の太陽風の変化。12日から速度が上昇している。 (c) NOAA/SWPC SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。18日8時半(世界時17日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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