宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 6/29 11:15 更新 太陽風の速度は500km/秒を割りました。高速太陽風は終わりに向かっています。 担当 篠原 太陽風は、昨日の夕方くらいまで600km/秒を保っていましたが、 その後低下を始め、半日ほどで500km/秒を割るくらいまで下がりました。 現在の速度は、480km/秒。 この後も、速度は低下に向かって行くでしょう。 磁気圏活動は、AE指数で、200〜300nTくらいの小規模変動が発生しています。 数時間おきに、発生が続いています。 太陽風磁場が、-2nT程度ですが南向きになっていることが影響しているのでしょう。 今後は、速度が下がって行くに従い、磁気圏活動は静穏になるでしょう。 27日周期の図を見ると、前周期は、もう2日ほど500km/秒台の高速風が続きました。 今回、このまま速度が下がって行くのか、もうしばらく粘るのか、 ACEのデータに注目したいところです。 いずれにせよ、基本的には静穏な状態へと向かっています。 そして、次の擾乱要因は、6月6日に見られた、小規模の太陽風の乱れの回帰です。 7月3日頃になるでしょう。 放射線帯高エネルギー電子は、ほとんど変化がありません。 今回は、今後増加することはないでしょう。 太陽は黒点はなく、とても静かです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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