宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 6/24 09:00 更新 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。太陽は無黒点になりました。 担当 篠原 太陽風の速度は更に下がり、360km/秒の低速風になっています。 磁場強度は2nT近くに下がり、太陽風はとても穏やかです。 磁気圏も穏やかで、 AE指数では、図の中央に200nTの小規模の変化がひとつあるだけで、 他は全く平坦です。 今後の変化ですが、27日周期の図のとおりに、 今日、これから高速風の回帰が始まるのかどうかが注目されます。 高速風の始まりは、ACEの磁場強度の変化に注目するとよいでしょう。 前周期、5月28日に始まった高速風は、 最高速度が600km/秒で、7日間にわたって続きました。 その高速風の本体にあたるコロナホールは、 SOHO EIT195の写真で太陽の中心をやや過ぎたあたりに見えています。 前周期と比較すると、コロナホールの影は薄くなっていて、 高速風の規模は弱まっているかもしれません。 本格的な速度の上昇は明後日くらいになるでしょう。 放射線帯高エネルギー電子は、1000程度で安定しています。 太陽は999黒点群が見えなくなったようです。 STEREOで先回りをしても、しばらく黒点が上がって来る様子は見られません。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。24日8時半(世界時23日23時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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