宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 6/14 11:14 更新 太陽風速度は低速で、磁気圏も穏やかです。これから高速風がやって来るでしょう。 担当 篠原 太陽風は、300-320km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度も2nTと弱まっていますが、最新のところで、4nTへ少し強まっています。 SOHO EIT195では、コロナホールが太陽の中心を大きく東西に横切っています。 その先頭(右端)は、地球への影響が及び始める目安の位置に達しています。 そろそろ、太陽風に変化が始まってもよいタイミングです。 磁場強度の上昇は、太陽風の乱れの始まりを告げているのかもしれません。 まだ変化幅が小さいことや、密度(橙色線)に変化がないことなど、 はっきりとはしていませんが、この後のACEのデータに注目してください。 更に磁場強度が上がり、密度が増えてくる様だと、高速風の始まりです。 現在の磁気圏は、とても静穏です。 AE指数は全く変化がありません。 シベリアの磁場データも、3日間ほとんど一本の線になっています。 太陽では、998黒点群は消えてしまった様です。 STEREOで少し先回りをすると、 2-3日後くらいに次の活動的な領域が上がって来そうです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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