宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 6/13 10:23 更新 太陽風の速度は300km/秒で安定し、低速状態が続いています。磁気圏もとても穏やかです。 担当 篠原 穏やかな宇宙天気が続いています。 太陽風の速度は、300km/秒で安定し、かなり低速になっています。 磁場強度も、3nTと弱まったままです。 このため、磁気圏はとても静かです。 AE指数にはほとんど変化が見られません。 AEの図の中央に、200nTに届くかどうかという規模の、 小さな変化が見えていますが、これが目立ってしまう程に静かです。 穏やかな状態は、今日、明日くらいまでで、その後太陽風は乱れ始めると思います。 SOHO EIT195の左の写真を見て下さい。 太陽の中心に、コロナホールが東西に大きく横たわっています。 先頭は、やがて地球への影響開始位置に達します。 EIT195の右の写真は、27日前に太陽が同じ面を向けていたときのコロナの様子です。 2枚を比較すると、コロナホールはより濃くなり、東西にも広がっている様です。 このことから、高速風の到来が前周期よりも早まったり、 高速風の規模が大きくなっていることが考えられます。 27日周期の図の予想では、高速風の回帰は16日以降となりそうです。 これがどのように変わるのか、今後のACEのデータに注目して下さい。 太陽では、998黒点群が小さいながらも残っています。 フレア活動はなく、太陽もとても静かです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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