宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 6/12 10:06 更新 太陽風は低速風になっています(320km/秒)。金星が太陽の東側に姿を現しました。 担当 篠原 金星が太陽の向こう側を通り抜け、太陽の東側に姿を現しました。 SOHO衛星のLASCO C2カメラで、太陽のすぐ横に明るく見えています。 金星は、引き続きゆっくりと左へ移動し、やがてLASCO C2の視野を飛び出して、 LASCO C3で見える様になるでしょう。 太陽風の速度は、320km/秒にまで下がりました。 すっかり低速風になっています。 磁場強度も3nT前後と弱めのままで、とても穏やかな風です。 磁気圏への影響もとても小さくなっていて、 AE指数には全く変化が見られません。 シベリア磁場データも、3日間にわたって平坦になっています。 SOHO EIT195では、コロナホールが太陽の中心から東端にかけて、 大きく横断する姿が見える様になりました。 3日後くらいから、高速風がやってくるのではないかと思います。 コロナホールは、東へ向かうとともに南北に分かれています。 2日ほどするとその様子もよく見える様になるでしょう。 太陽では、998黒点群が現在も残っています。 規模は小さいままで、フレア活動も穏やかです。 太陽の向こう側を通り抜け、東側に金星が姿を現しました。SOHO LASCO C2。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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