宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 6/11 10:06 更新 太陽風の速度は370km/秒に下がり、磁気圏もとても穏やかです。 担当 篠原 穏やかな宇宙天気が続いています。 太陽風の速度は、370km/秒に下がり、低速の風に変わりつつあります。 磁場強度も3nT前後と弱めになっています。 このため、地球の磁気圏もとても静穏で、 オーロラの活動度を測るAE指数には、まったく変化が見られません。 3日幅のシベリア磁場データの図を見ると、 一昨日(図の中央)、昨日(図の右側)ともに、ほとんど平坦になっています。 この穏やかな状態は、更に数日にわたって続くと予想されます。 SOHO EIT195の太陽写真では、コロナホールが太陽の中心部に近づいています。 この様子だと、今日には中心線に達し、 3-4日後くらいには太陽風の乱れが地球へやって来るかもしれません。 一方、27日周期の図を見ると、前周期の乱れは5月20日に始まっており、 こちらで予想すると、5-6日後の6月16日くらいに回帰して来そうです (日本時間だと、17日に入るかもしれません)。 どちらが当るのか、今週末にかけて注目してください。 太陽の東側に現れた黒点群は、998黒点群と番号がつけられています。 規模は小さいままで、フレア活動も見られません。 太陽は穏やかなままです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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