宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 6/ 6 10:14 更新 太陽風の速度はやや低速になっています(370km/秒)。小さな黒点群が出現しています。 担当 篠原 太陽に小さな黒点群が出現しました。 太陽の中心からやや南西(右下)に下がったあたりです。 掲載の写真では、2つに分かれた黒点が見えています。 赤道に近く、前の周期、23活動周期の性質を持った黒点群です。 2枚めの写真で磁場の分布を見てください。 [ 白(N) 黒(S) ]と並んでいて、これは23期の南半球の黒点群の極性です。 フレア活動は見られず、太陽は静穏です。 太陽風の速度は、400km/秒から370km/秒に下がり、低速風に変わりつつあります。 磁場強度も3nTに弱まったままで、 今のところ、SOHO ET195に見えていたコロナホールの影響は来ていません。 EIT 195では、コロナホールは影響開始の目安の位置に達したところなので、 これから明日にかけて、注目といったところでしょう。 磁気圏はとても静かです。 AE指数は目立った変化はありません。 これから太陽風に変化があるかどうかですが、来たとしても小規模でしょう。 基本的には、6月15日くらいまでは穏やかな状態が続くと思います。 太陽に小さな黒点が出現しています。中心やや右下です。赤道に近く、23期(前の周期)に属する黒点です。 (c) SOHO (ESA & NASA) 黒点群の磁場分布を見て下さい。[ 白 黒 ]と並んでいます。これは、23期の南半球側の極性です。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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