宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 6/ 5 10:33 更新 太陽風は、400km/秒と通常の速度に下がりました。磁気圏もとても穏やかです。 担当 篠原 金星が、ゆっくりと太陽の向こう側を回ろうとしています(外合)。 これまで、SOHOのLASCO C3カメラで移動の様子が見えていましたが、 金星が太陽に近づいて、現在はLASCO C2カメラの視野に入っています。 今回の接近では、このまま太陽と重なってしまうようです(それを見ることはできませんが)。 今日の宇宙天気は、とても穏やかです。 太陽風は、速度が400km/秒に下がり、平均的な風速に戻りました。 磁場強度は3nTに弱まったままで、太陽風は穏やかです。 このため、磁気圏もとても静穏で、 AE指数、シベリア磁場データともに、ほとんど変化がありません。 SOHO EIT195の太陽コロナを見ると、 北半球中緯度にぽかっとあいたコロナホールが、次第に西へ移動しています。 明日くらいに、地球へ影響が及び始める目安の位置に達しそうです。 規模が比較的小さいので、影響が見られるのかどうか、太陽風の変化に注目して下さい。 コロナホールは、太陽の北極と南極にも大きく広がっています。 太陽活動極小期の特徴的な姿です。 太陽には、黒点はなく、とても穏やかです。 金星が太陽に近づいています。SOHO LASCO C2カメラで見える様になりました。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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