宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 6/ 3 10:06 更新 太陽風の速度は500km/秒に下がり、高速風は終わりに近づいています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 高速太陽風は、速度が500km/秒に下がりました。 磁場強度は、3-4nTに弱まったままで安定しています。 高速風は、次第に終わりに近づいている印象です。 磁気圏のオーロラ活動は、一足先に穏やかになっています。 AE指数の振れは小さくなり、シベリア磁場データはほぼ平らになっています。 これは、速度が下がって来たことと、 磁場強度が弱まり、南向きに大きく振れにくくなっていることなどが関係しています。 27日周期の予想では、これからしばらく低速太陽風の穏やかな期間が続きそうです。 掲載の15日幅の図では、前周期の次の乱れはまだ現れていません。 次の乱れが始まったのは、5月20-21日からでした。 これは、今周期では6月16-17日に相当します。 ただし、SOHO EIT195を見ると、 太陽の中心を挟んで、北側と南側にコロナホールの淡い影が見えています。 これは前周期にはなかったものです。 この影響が見られるのかどうか、3-4日後くらいの太陽風に注目してください。 放射線帯高エネルギー電子は、低いレベルで安定しています。 太陽は無黒点で、穏やかです。 スペースシャトルは国際宇宙ステーションに到着したそうです。 いよいよ「きぼう船内実験室」の取り付けですね。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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