宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 6/ 1 10:02 更新 600km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。 担当 篠原 今朝、スペースシャトル・ディスカバリーが無事に打ち上がりました。 有人施設「きぼう」が宇宙ステーションに設置され、 日本の宇宙開発は新しい時代を迎えます。 今後は、日本人の宇宙飛行士が宇宙ステーションへ長期滞在するようになります。 その宇宙飛行士の安全を確保するための日本の宇宙天気研究も、 新しい時代を迎えることになるだろうと感じています。 フライトの成功を期待しています。 高速の太陽風が続いています。 昨日の午後から、速度は600km/秒に上がり、安定した状態です。 磁場強度も5nTと普通の強さを保っていて、高速風はまだすぐには下がりそうにありません。 太陽風磁場の南北成分は、+5nTから-5nの間で南北に振れています。 そのため、オーロラも活動的です。 AE指数では、500nT前後の変動が連続的に発生しています。 アラスカのライブカメラで見られないのが残念です。 秋まで、まだ3ヶ月以上待つしかありません。 高速太陽風は、もう2〜3日は続くでしょう。 SOHO EIT195の写真を見てください。 コロナホールは、太陽の南極へ向かって伸びています。 伸びた部分からの風が地球までやって来るとすると、 高速風はさらに数日続くかもしれません。 放射線帯の高エネルギー電子は、少し増加していますが、まだ1000にも達していません。 引き続き注意してください。 太陽は無黒点です。 SOHO EIT195では、明るい活動的な領域は見られず、非常に穏やかです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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