宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 5/30 10:18 更新 500km/秒前後の高速風が続いています。続いて、コロナホールの影響がやって来そうです。 担当 篠原 太陽風は、500km/秒前後の高速状態を保っています。 昨夜、一旦460km/秒近くに下がりましたが、 今朝になって再び520km/秒と速度が回復しています。 磁場強度も5nTを超えるレベルを保っていて、 それほど高い速度ではないものの、高速風はこのまま続きそうです。 太陽風磁場の南北成分が適度に南北に揺れていて、 磁気圏活動をひんぱんに起こしています。 AE指数では、500nT弱の小規模活動が数時間おきに起こり続けています。 速度が500km/秒ですから、活動の規模としてはこのくらいでしょう。 SOHO EIT195を見ると、コロナホールが太陽の西側へ移動しています。 そろそろ地球へ高速風がやってくるタイミングです。 27日周期の図の5月3日に見える小幅の変化が、これに相当すると思われます。 今夜か明日に入ったくらいに回帰して来そうです。 SOHO EIT195の写真では、 コロナホールは、太陽を北極から南極へと縦断している様に見えます。 放射線帯高エネルギー電子は、少し増えていますが、目立った変化ではありません。 次の速度の盛り上がり以降に、また注目して下さい。 太陽は無黒点で静穏です。 SOHO EIT195カメラによる、30日10時(世界時30日1時)の太陽の様子。コロナホールが北極と南極を繋いでいる様に見えます。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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