宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 5/29 09:17 更新 太陽風は570km/秒の高速風になっています。磁気圏活動も活動的になっています。 担当 篠原 昨日、28日10時半(世界時28日1時半)に始まった高速太陽風は、 速度が570km/秒に上がっています。 一方、磁場強度は10nTから5nTに弱まっていて、速度の上昇は一段落ついたようです。 磁気圏のオーロラ活動も活発化しています。 AE指数は、500nTを超える程度の中規模活動が数時間おきに頻繁に発生しています。 太陽風の速度が上がり、磁場の南北成分が南北に変化しているためです。 今後も、同程度の高速風、磁気圏活動が続きそうです。 明日遅くか、明後日には、次のコロナホールの影響がやって来ると予想されます。 SOHO EIT195の写真を見てください。 太陽の中心から南極へ向かって細長くコロナホールが伸びています。 ここから噴き出している高速風です。 27日周期の図で前回の様子を見ると、 5月3日から5月8日にかけて、太陽風速度の高まりが続いています。 これは、今周期では5月30日から6月4日に相当します。 (この図は世界時です。図の中の0時(日付の線)は、日本時間では9時です) この時の最高速度は650km/秒で、今回はどの程度まで上がるでしょうか。 放射線帯高エネルギー電子は、大きく数を減らしたままです。 これからしばらく高速風が続きそうですので、今後の変化に注意してください。 太陽は無黒点でとても穏やかです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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