宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 5/28 17:20 更新 太陽風の乱れが始まりました。速度が470km/秒に上がっています。引き続き強まりそうです。 担当 篠原 今朝から、太陽風の速度が上昇を始めました。 28日10時半(世界時28日1時半)に、不連続に速度、密度の上昇が起こり、 その後、470km/秒まで速度が上がっています。 磁場強度も10nT近くまで強まっており、速度は更に上がりそうです。 到来のタイミングとしては、4月30日の変化に近く(27日周期の図参照)、 半日ほど遅れての乱れの始まりと言えそうです。 この後の、太陽風の変化に注目してください。 SOHO EIT195では、コロナホールがちょうど太陽の中心を通過しています。 ここからの高速風も、2〜3日後くらいに地球にやって来ますから、 しばらく太陽風はにぎやかな状態になるでしょう。 磁気圏活動も、これまでは静穏でしたが、 太陽風の乱れが始まりましたので、これから活動的になるでしょう。 太陽風の乱れにより、放射線帯の高エネルギー電子は大きく数を減らしています。 これから速度が大きく上昇すると、こちらへの注意が必要になります。 太陽は無黒点です。 997黒点群は短時間で消えてしまった様です。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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