宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 5/25 09:43 更新 500km/秒前後の高速風が続いています。磁気圏は比較的穏やかです。 担当 篠原 昨日のニュースの後、太陽風は速度が560km/秒に少し上がり、半日ほどその速度を保ちました。 今日に入った頃から速度は下がり始め、現在は480km/秒になっています。 27日周期の図で、少し長い時間幅で太陽風速度の変化を見てください。 5月21日以降、4日間にわたって高速風の山が続いています。 最高速度は600km/秒に届いた程度で、それほど高くはなく、 あまり強い高速風ではありませんでした。 速度が少し上がった頃、太陽風磁場が南寄りになりました。 そのため、AE指数で300-500nTの小規模活動が数時間にわたって続いています。 その後、速度が下がるとともに、磁場強度は2nTに弱まりました。 このため、今後のオーロラ活動は一段弱いものになるでしょう。 今日いっぱい、太陽風は穏やかな状態が続くでしょう。 明日以降、再び、高速太陽風が始まる可能性があります。 コロナホールは、地球への影響が始まる目安の位置である、西側半分のところに近づいています。 これからどのような太陽風がやってくるでしょうか。 放射線帯高エネルギー電子は、少し上昇して、3000くらいに達しています。 ここから更に、大きく増加するということはないでしょう。 太陽は無黒点です。 フレア活動も全く静穏です。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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