宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 5/24 12:42 更新 500km/秒の高速太陽風が続いています。南向き磁場の影響で磁気圏がやや活動的でした。 担当 篠原 宇宙天気の話題ではありませんが、 すばる(プレアデス星団)が、SOHO LASCO C3の視野を通り過ぎようとしています。 見ることができるのも、来週の途中まででしょう。 また、画面の左下には、やや明るい星が集まっている部分があります。 ここはヒアデス星団といって、おうし座の頭にあたります。 太陽は、おうし座の肩のあたりを通過しているところです。 太陽風は、500km/秒の高速風が続いています。 450km/秒から500km/秒の間を、上がったり、下がったりしています。 高速風領域としては後半を迎えていますが、 前周期は、500km/秒近い風がもう2日ほど残っていました。 今回もしばらく高めの速度が続くかもしれません。 ACEの図の中央あたりで、半日にわたって太陽風の磁場が南を向いていました(赤線がマイナス)。 強さは-3nTくらいまでで、それほどでもありませんが、 その影響で、AE指数では半日にわたって500nTの中規模の変動が続いています。 太陽では、次のコロナホールが太陽のちょうどまん中に来ています。 すると、3日後の27日くらいが、次の高速風の最高速領域となるのかもしれません。 今日、明日と、太陽風はやや落ち着き、26日くらいから速度が上がる可能性があります。 放射線帯の高エネルギー電子は、昨日からほとんど変化はありません。 高いレベルには上がりませんでした。 太陽は無黒点で、とても穏やかです。 SOHO EIT195では、明るい領域がいくつか見えていますが、どれも黒点は伴っていません。 明日から、学会のため千葉へ出張します。 木曜日まで更新時刻が不定期になると思います。 ご了承ください。 SOHO衛星LASCO C3カメラの視野を、プレアデス星団(すばる)が通り過ぎようとしています。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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