宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 5/23 10:49 更新 太陽風の速度は500km/秒に下がり、高速風は後半に入っています。太陽の中心に次のコロナホールが来ています。 担当 篠原 昨日のニュース以降、太陽風の速度はゆっくりと下がっています。 現在、ほぼ500km/秒になっています。 高速風は続いていますが、次第に影響は弱まります。 磁気圏の活動は、AE指数で500nT前後の変動が断続的に見られています。 太陽風磁場が、南北両方に(マイナスにもプラスにも)振れているためです。 SOHO EIT195の写真が更新されています。 一昨日、21日に掲載したSTEREOの写真とよく似ています。 こういう時に、時差を確認しておくとよいでしょう。 太陽の西側(右側)に去りつつあるコロナホールが、現在の高速風をもたらしています。 これらが通り過ぎることで、太陽風は一旦落ち着くのではないでしょうか。 そして、次のコロナホールが、ちょうど太陽の中心に来ています。 ここからの影響は、3日後の26日くらいにやって来ると思われます。 コロナホールは、濃く、はっきりと見えていますが、 規模がそれほど大きくないので、高速風の影響もそれほど大きくはなさそうです。 放射線帯の高エネルギー電子は、1000まで上昇しています。 高速風が終わりに近づいていますから、今回は大きく増加することはないでしょう。 太陽は無黒点です。 X線のグラフは変化が見られず、穏やかです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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