宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 5/22 10:14 更新 550〜600km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏もやや活動的です。 担当 篠原 昨日のニュースの後、太陽風の速度はもう少し上がって、550km/秒になりました。 その後は、550〜600km/秒で安定した状態が続いています。 太陽風の磁場は、速度が上がるとともに下がり始め、 現在は5nTを割りつつあります。 高速風としては中盤の領域に入っている様です。 太陽風磁場の南北成分は、南北両方に振れていますが、 振れ幅が次第に小さくなっている様です。 そのためでしょうか、AE指数を見ると、前半は700nTの中規模活動が多く見られますが、 後半は頻度が下がり、振幅も500nTを割る様になっています。 高速風は続いていますが、磁場強度が下がっているので、 今後の磁気圏活動は比較的小規模に留まりそうです。 今日もSTEREOの太陽コロナ写真を掲載します。 この衛星は2日ほど先を見ているため、 現在の高速風をもたらしているコロナホールは、既に西の端に消え去りつつあります。 この様子では、2日後には高速風も弱まっていそうです。 一方、次のコロナホールが、太陽の中心に来ています。 いつものSOHO衛星だと、これから3日後くらいに高速風が、となりますが、 今回はそれに2日ほど追加して、5日後に高速風が来る可能性があります。 前周期は、このコロナホールはもう少し淡く見えていました。 そのためか、前周期は高速風は来ませんでした。 今回はどうなるでしょうか。 5月27日頃に注目して下さい。 放射線帯の高エネルギー電子は、低いレベルに留まっています。 これから増加を始めるかもしれませんので、しばらく注意して下さい。 太陽は無黒点になったそうです。 SOHOの写真が止まっているので、掲載はしていません。 X線は低いレベルで、とても静かです。 STEREO衛星極紫外線望遠鏡EUVI195による太陽コロナ。22日9時(世界時22日0時)。2日ほど先回りしています。 (c) NASA ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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