宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 5/16 09:56 更新 速度の遅い太陽風が続き(340km/秒)、宇宙天気はとても穏やかです。 担当 篠原 低速の太陽風が続いています。 太陽風の速度は、340km/秒でほぼ安定しています。 磁場強度は5nTで、こちらは普通の強さに戻っています。 ここ数日、セクター(太陽風磁場の大まかな向き)がころころと切り替わっています。 (27日周期の図を参照) 高速風がすっぽり消えてしまったり、太陽風もいろいろ不安定な状態にある様です。 太陽風が穏やかなため、磁気圏はとても静かです。 AE指数、シベリア磁場データともに、ほとんど平坦です。 このまま3〜4日程度、4月19日まで穏やかな宇宙天気が続きそうです。 27日周期の図では、20日くらいから、次の高速風が始まると予想されます。 太陽では、新しい活動的な領域が東の端から上がって来ました。 SOHO EIT195の太陽写真を見て下さい。 SOHOの可視光写真がまだ追いついていなくて、黒点があるかどうかははっきりしませんが、 この規模だと無さそうに思われます。 X線のグラフも全く変化がなく、静穏レベルの上昇すら見られません。 穏やかな太陽です。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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