宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 5/15 10:06 更新 太陽風は330km/秒と低速で、磁気圏はとても穏やかです。 担当 篠原 穏やかな太陽風が続いています。 速度は330km/秒と低速のまま落ち着いています。 磁場強度も、2-4nTくらいに弱まっていて、この後に変化が来る様子は見えません。 前周期に見られた、高速風の領域は消えてしまった様です。 太陽風が低速のため、磁気圏もとても静かです。 AE指数はずっと平らになっています。 シベリア磁場データは、3日間にわたって平坦になっていて、 観測をしていないかの様です。 27日周期の図を見て下さい。 この状況だと、次の擾乱は、前周期の4月23日に始まった高速風の回帰になりそうです。 今周期では、5月20日に相当します。 SOHO EIT195を見ると(左が現在の太陽)、 太陽の中心から東に向かって、コロナホールの細い筋が横に伸びています。 この細長いコロナホールは、前周期にも見られていましたが(右の写真)、 今回は南側へ大きくせり出しています。 この変化の影響が太陽風に見られるのかどうか。 次の高速風は5月20日と予想しましたが、 あるいは、今回はもう少し早く影響がやって来たりするかもしれません。 太陽は無黒点で、X線のグラフも下がりきっていて、とても静穏です。 明日には、EIT195で太陽の向こう側に明るく見えている領域が、こちらに見えて来そうです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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