宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 5/12 10:14 更新 太陽風は低速風になっています(320km/秒)。明日くらいから高速風が始まります。 担当 篠原 SOHOのLASCO C3カメラに金星が入ってきました。 今日の1枚めの写真の右端に見える明るい星です。 これからゆっくりと視野を左へ横切って行きます。 一方、視野の左からは、もうすぐプレアデス星団(すばる)が見えて来ます。 こちらは右へ動いて行きます。 しばらくLASCO C3の写真がにぎやかになります。 太陽風は、速度が320km/秒へ下がり、低速風になっています。 磁場強度も、2nT前後へ弱まっています。 このため、磁気圏はとても静穏です。 AE指数、シベリア磁場データのどちらも、 ほとんど変化のない静かなグラフになっています。 この穏やかな風は、今日いっぱいは続くでしょう。 そして、明日の午後か、明後日くらいから高速太陽風がやって来そうです。 27日周期の図を見て下さい。 前周期の、4月16-21日にかけて見られている速度の山が、これから回帰して来る高速風です。 この時は、それほど大きな乱れではありませんでした。 前後の期間にこれよりも高い速度の山があるので、一段と小さな山に見えてしまいます。 発生源と思われるコロナホールは、SOHO EIT195で太陽の南極付近に見えています。 SOHO EIT195では、太陽の東端に明るい領域が見えています。 まだ向こう側に隠れているみたいですが、活動的な領域があります。 黒点があるかどうかはまだ分かりませんが、注目してみましょう。 放射線帯高エネルギー電子は、ゆっくりと減少しています。 高速風が来るまでは、このまま穏やかに減って行くでしょう。 SOHO LASCO C3カメラの視野に金星が入って来ました。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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