宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 5/13 10:00 更新 太陽風はの速度は320km/秒と低速です。これから高速風がやって来るでしょう。 担当 篠原 太陽風の速度は320km/秒に下がったままで、速度の遅い風が続いています。 磁場強度は2-3nTと弱まっています。 ACEの図では、縦軸が拡大されるので、磁場が大きく変化している様に見えますが、 小さな振幅の中で変化しているだけです。 27日周期の図を見ると、磁場が弱まっている様子がよく分かります。 太陽風が穏やかなので、磁気圏もとても静かです。 AE指数はほとんど変化していません。 27日周期の予想では、今夜あたりから太陽風の速度が上昇しそうです。 前周期の4月16日に始まる変化です。 前周期の場合、速度の前に磁場強度の強まりが起きましたが、 その変化はまだ見られません。 この後やって来るのでしょうか。 今回の速度の盛り上がりは、前周期になって初めて現れた変化で、 その前の周期には見られませんでした。 新しく現れた高速風領域なので、今周期はどのような姿に変わっているのか、 分布の変化にも注目してください。 太陽では、東の端から活動的な領域がやって来つつあります。 SOHO EIT195の左端に明るく見えている部分です。 昨日から、GOESのX線データに、A-Bクラスの小さな変動が頻繁に見られる様になりました。 太陽の向こう側にあるこの領域で、小さなフレア活動が続いているのでしょう。 この領域はもうすぐこちら側に見えて来ます。 黒点があるのかどうか、フレアの本当の規模はどのくらいなのか、注目して下さい。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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