宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 5/10 12:06 更新 太陽風の速度は380km/秒に下がり、穏やかになりました。 担当 篠原 今日の宇宙天気は、太陽から地球までとても穏やかです。 太陽風の速度は引き続き低下して、380km/秒になっています。 高速太陽風は完全に終わり、やや低速の風に変わっています。 磁場強度も2nTに下がり、こちらも穏やかです。 そして、磁気圏もとても静穏です。 AE指数、シベリア磁場データはどちらも完全に平らになっています。 27日周期の図を見ると、前周期と比較して高速風は2日ほど早く終わりました。 ここ4日間ほどの高速太陽風の速度を比べると、 前周期は600km/秒前後、今回は500km/秒前後とだいぶ勢いが違いました。 これから3日ほど、穏やかな太陽風が続きそうです。 次回の乱れは、13日の後半か、14日からやって来そうです。 SOHO EIT195を見てください。 南極付近から大きなコロナホールがせり出しています。 次にやって来る高速風は、この領域から吹き出しているのだと思います。 放射線帯高エネルギー電子は、若干上昇しています。 警戒レベルには達していませんが、高めの状態を保っています。 これからゆっくりと減少して行くでしょう。 太陽は黒点はなく、とても静穏です。 東から黒点が上って来る様子もなく、静かな状態がしばらく続くでしょう。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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