宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 5/ 9 10:15 更新 太陽風の速度は460km/秒に下がり、高速風領域は終わりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、ゆっくりと下がり続けています。 昨日の500km/秒から、1日かけて460km/秒に下がっています。 高速太陽風は終わりつつあります。 太陽風の磁場強度も3nTに弱まり、 これからしばらく、穏やかな太陽風になりそうです。 磁気圏の活動も穏やかです。 AE指数では、250nTくらいの小さな変化が見られるくらいです。 太陽風が穏やかになってきたので、磁気圏内もこのまま静かな状態が続くでしょう。 SOHO EIT195の太陽コロナを見て下さい。 現在の太陽面では、南極(下の端)付近に大きなコロナホールが広がっています。 STEREOの写真で少し先回りをすると、 コロナホールは、太陽の中心線から少し東側(左側)に寄ったあたりで、 上に向かって延びているようです。 もう2日くらいすると、SOHOでもよく見えて来るでしょう。 この飛び出しから、次の太陽風の乱れがやって来そうです。 27日周期の図で、前周期の4月16日に始まっている高速風です。 今周期だと、4日後の5月13日ころでしょう。 前回は、500km/秒台の風が5日ほど続きました。 放射線帯高エネルギー電子は、増加が止まって、少しですが減少しています。 やや高めのレベルですが、 太陽風が落ち着いて来たので、これからゆっくりと弱まって行くでしょう。 太陽は無黒点で、とても穏やかです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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