宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 5/ 7 09:55 更新 太陽風の速度は520km/秒に下がりましたが、高速風は続いています。 担当 篠原 昨日の夕方くらいから、太陽風の速度はやや下がって、520km/秒ほどになっています。 高速状態ではありますが、すこし落ちつています。 磁場強度は4nTで安定しています。 速度は一段下がりましたが、 前周期(27日前)の変化を参考にすると、このまま下がりきってしまうのではなく、 もうしばらく高速風が続くのではないかと思います。 ただし、前回ほどの勢いはなくなっている様です(27日周期の図を参照)。 AE指数を見ると、磁気圏のオーロラ活動は、 前半は活発、後半は静かにと、きれいに切り替わっています。 速度が650km/秒から520km/秒へと切り替わったことも影響しているのでしょう。 まだ高速風は続いていますから、小規模の活動は続きそうです。 太陽風の乱れは、もう4日くらい残る可能性があります。 放射線帯の高エネルギー電子は、じりじりと増加しています。 GOES11(青線)は、10,000のレベルをうかがっています。 しかし、太陽風の速度が下がってしまったので、更に上昇を続けるのか、 10,000に届かない所で止まってしまうのか、明日の様子に注目です。 太陽は無黒点で、フレア活動もなく、とても穏やかです。 993黒点群のあった場所は、SOHO EIT195ではまだ明るく見えています。 太陽の磁場写真でも、磁場の構造は残っています。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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