宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 4/30 10:57 更新 太陽風は通常の速度に下がり、穏やかな状態です。CMEの影響はまだ見られません。 担当 篠原 太陽風は、速度が400km/秒に下がっています。 磁場強度も2nTに弱まっています。 太陽風は速度が下がり、穏やかになっています。 26日のCME(太陽ガスの放出現象)の影響が、 昨夜くらいにやって来るだろうと予想していましたが、 まだその変化は見られません。 これからやって来るのかもしれませんが、 到来に時間がかかっていますから、速度に関しては目立った変化にはならないでしょう。 磁場強度や密度に変化が見られるかどうか、というところです。 現在の磁気圏は、概ね静穏です。 200-300nTくらいの小さな変化がAE指数に見られている程度です。 シベリア磁場データを見ると、 一昨日は太陽風磁場南向きの影響でオーロラ活動が強まりましたが、 昨日は、すっかり落ち着いています。 27日周期の図で予想すると、 CMEの影響がなければ、明日の前半くらいまでは穏やかな太陽風が続きそうです。 その後、高速太陽風が回帰して来ますが、 昨日紹介した様に、コロナホールの分布が変化していますから、 太陽風の様子も変化しているかもしれません。 どのような風が帰ってくるのか、注目しています。 放射線帯高エネルギー電子は、強度が下がって、 10,000のレベルを保っているのは、GOES11だけになりました。 明日には、両方とも警戒レベルを切るかもしれません。 高速風が帰って来ると、大きく下がって、その後、また強まるという変化が予想されます。 太陽は無黒点で、たいへん穏やかです。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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