宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 4/14 10:23 更新 太陽風は、一時600km/秒台を回復し、現在も560km/秒です。2個めの24活動周期の黒点が北半球に現れました。 担当 篠原 昨日、第24活動周期の極性を持った磁場の分布が現れたとお知らせしましたが、 その領域にとても小さな黒点ができました。 今日1枚めの写真で、SOHOの写真を組み合わせて紹介します。 見落としてしまいそうなほどの小さな黒点です。 磁場の写真の、S極の一番濃い部分に黒点ができています。 磁場の強まりは、SからNへ丸い輪を描いていますが、 左側の可視光の写真をよく見ると、磁場が広がっている部分が淡く白く光って見えます。 新しい周期の黒点の出現は、1月5日にお知らせして以来です。 今回も北半球でした。南半球側に出現するのはいつになるでしょうか。 太陽風は高速状態が続いています。 昨日のニュースの後、速度は600km/秒台を回復しました。 半日程度保った後、今朝に入って少し下がり、現在は560km/秒です。 一方、磁場強度は、5nTから3nTへ次第に弱まっています。 高速風は終盤に近づいているのかもしれません。 前周期の場合は、もう4日近く500km/秒台の太陽風が続きました。 今回はどうなるでしょうか。 磁気圏のオーロラ活動は、800nTに達する中規模活動がひとつ起こっていますが、 全体的には比較的静穏です。 太陽風磁場の南北成分が、0nT付近か、やや北寄りになっているためでしょう。 磁場強度が弱まって来たので、今後も小規模の活動になりそうです。 放射線帯高エネルギー電子は、ぎりぎりで10,000を保っています。 ゆっくりと下がって来ているので、警戒レベルは間もなく割りそうです。 それでも、やや高めの状態がしばらく続くでしょう。 新しい活動周期の黒点が、太陽の北半球側に再び現れました。磁場の順番が[白(N) 黒(S)]となっています。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星のEIT195カメラの映像。14日7時半(世界時13日22時半) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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