宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2008/ 4/ 9 10:13 更新 太陽風の速度が、700km/秒台に上がりました。強い風が続いています。 担当 篠原 高速の太陽風が続いています。 昨日は、650km/秒でほとんど安定していましたが、 今日の未明に、750k/秒へ上昇しています。 その後はゆっくり下がって、ちょうど700km/秒を割ったところです。 600km/秒を超えるたいへん高い速度の風が続くという傾向は、前周期と同じです。 SOHO EIT195では、コロナホールは次第に西側へ過ぎ去りつつあります。 この写真の様子では、コロナホールからの影響は次第に弱まり、 高速風ももう3日程度かと思われます。 その様子は前周期も同じだったのですが、 前回はコロナホールが通り過ぎた後もずっと高速風が続きました。 27日周期の図を見て下さい。 3月9日に始まった高速風は、延々と3月21日まで続いています。 今回も同様の変化をたどるのか、もう数日で終わりを迎えるのか、注目されるところです。 磁気圏では、中規模のオーロラ活動が続いています。 昨日は、800nTの中規模の変化が2回と、500nT以下の小さな変化がその前後に見られています。 太陽風の速度が高いとともに、磁場強度もまだ5nTのレベルを保っています。 この状態が続く間は、オーロラも活動的な状態が続くでしょう。 放射線帯高エネルギー電子は、10,000付近で安定しています。 警戒状態が続いています。 太陽は無黒点で、静穏です。 SOHO衛星のEIT195カメラの映像。9日9時半(世界時9日0時半) (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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